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星屑ニーナ

2013.02.01.Fri.00:21
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 お疲れ様です。松本大洋が大好きな私の選ぶ好きな作品!ペコブロのオーナーペコリナスでやんす。何か今日はテンションが高いって? そりゃそうです。傑作を見つけてしまったのですから!そうです、傑作と呼ぶのに全く恥じない作品を私は見つけてしまいました。昨年読んだ漫画の中では松本大洋さんのSunnyとこの漫画が一番ですね。

 その名は「星屑ニーナ」。福島聡さんと言う方が描いています。私が良く行くヴィレッジヴァンガードでいつも私の視線を奪ってくる漫画がこれでした。私にジャケ買いをさせるなんてやつは未だかつて数えるほどしかいませんよ!この「」です。やっぱり私は「フェチなんでしょうか。やたら心を動かされてしまいます。

 そして、ジャケ買いでこんな漫画を見つけてしまう私もなかなか凄いと思ったのでした。

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 簡単に説明すると、これはロボットのお話。名前は「星屑」。「ニーナ」さんという女性に拾われ、一緒に暮らします。しかし、二人は人間とロボット。人間はやがて死にますが、ロボットには寿命はありません。永遠に生きることのできる星屑には世界はどのように見えているのでしょうか。1巻の作中ではなんと70年の月日が流れていきます。2巻、3巻でもそのスピードはとまりません。そんなジェットコースターのような展開ですが、1ページめくるたびに切なさで胸が苦しくなるんです。

 松本大洋さんのSunnyを読んだことがある人には、共通した感覚を持ってもらえるんじゃないかと思います。

「星屑」はニーナさんを始め、多くの人からの愛情を一身に受けていきます。ロボットだけど、人間みたいな心があるんですね。いつもあんな表情で人間につき従い、日々、チキチキと音を出しながら、多くのことを学んでいくのです。そして、通過していく大切な人の死は彼の心にどんな影響を与えているのでしょうか。

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 また私の好きな世界観の話をしますが、宇宙雷魚という巨大な魚が空を飛んでいたり、隕石の上に住んだりとファンタジックな要素をさりげなく自然に織り込んでいく部分は最高です。それが当たり前の世界。だれも驚いていないってところが結構大事。野暮なことを言うようですが、現実離れしたシチュエーションを登場人物がいちいち驚くというのは、結局、現実離れした世界なのに登場人物がなぜか現実世界と同じ感覚というわけです。せっかく漫画なんだから、もうみんな私たちと感覚の違う文化で生きているってことでいいじゃないかと思います。言ってること伝わってるかな…。松本大洋さんの漫画にはそれが表現されているんですね。

 上の写真は私の好きなシーンです。ただ洞窟を下りていくシーンで、突然こういうセリフが出てきます。このさりげなさがジワジワ心に来ます。好きなシーンがありすぎて載せきれません。

 1巻の完成度が高すぎて、2巻3巻で失速するんじゃないかと恐れていたんですが、それも杞憂でした。むしろ1巻を上回るほどのいい話でした。

 ただこの漫画、作中の時間経過が驚異的な早さなのに、新刊の出るスピードが1年に1回という驚異的な遅さなんです。早く読みたいのに!!

 本当に続きが楽しみです。今年お勧めしたい漫画ナンバー1の星屑ニーナでした。




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